 |
 |
このセミナーは、e-ATやAACに関する知識を、少し深く学ぶ目的で企画されました。全部で7つのコースがあり、それぞれのコースを１日かけてじっくりと受講していただきました。
延べ750名程の参加者の熱気と意識の高さで、各セミナーは大いに盛り上がり、セミナー終了後も講師を取り囲み、質疑応答が続きました。
|
| 会場：国立オリンピック記念青少年総合センター |
|
|
 18日(土) コース1 |
【e-AT】ITサポートの基礎／使用テキスト：パソコン・アクセシビリティ入門（発売中） |
|
 |
ITサポータとして知っておくべき知識を整理・確認するセミナーです。分かっているつもりでも知らないことがたくさんあることに気付きました。ITサポートの意義、Windowsのアクセシビリティ機能（肢体不自由対応機能、視覚障害対応機能）や情報収集の方法を学びました。 |
|
|
| 18日(土) コース2 |
【e-AT/AAC】上級サポータのための実践的ITサポート技術 - ロール・プレイを通してサポート技術を学ぶ - ／使用テキスト：上級サポータのためのコミュニケーションのポイント（8月発売予定） |
|
 |
体験実習を通して実践的なITサポート知識の習得を目指すコースです。当事者の意思を尊重するサポート、各障害に応じたサポート（見えない人にパソコン操作を説明するには、運動障害に応じた機器やソフトウェアを選択するには、知的障害のある人にわかりやすく説明するには）等、スキルアップにつなげました。
|
|
|
| 18日(土) コース3 |
【AAC】増加する統合教育や交流教育場面にどのように対処するか？ - 特別支援教育の中での発達障害のある子どもの支援を学ぶ - ／使用テキスト：特別支援教育におけるコミュニケーション支援（８月発売予定） |
|
 |
「統合の技術」は価値の転換であり、そのことを多くの人と共有し、現実的に対処するためのアイデアです。このコースで紹介する技術とは、1つの答えを提示するものではありません。現実的に、かつ、建設的に子どもの教育を考えるヒントを与えてくれる考えの枠組みを学びました。 |
|
|
| 19日(土) コース4 |
【e-AT】上級サポータのためのe-AT製品の目利きになるセミナー／使用テキスト：こころリソースブック＆スペックシート（発売中） |
|
 |
障害に応じたe-AT機器を紹介し、製品の機能を体験して学ぶコースです。e-AT製品は出来なかったことを可能にし、時には重度障害のある利用者の人生を変えるほど大きな影響力を持ちます。
e-AT利用が何に対してどのような効果があるか、１つの機器が様々なニーズに対応する事など、目利きになるためのポイントを学習しました。 |
|
|
| 19日(土) コース5 |
【e-AT/AAC】コミュニケーション・エイドのすべて／使用テキスト：コミュニケーション・エイドのすべて（8月発売予定） |
|
 |
コミュニケーション・エイドとは、コミュニケーションを代替する何らかの道具です。これらを使うことによって、「コミュニケーションを明確にできる」「効率をあげる」「自分からコミュニケーションできる」「プライバシーを保てる」「コミュニケーションを楽しくできる」。障害のある人も積極的に話すことができる道具として理解し、操作方法とともにコミュニケーションを円滑にする技法を学びました。 |
|
|
| 19日(土) コース6 |
【AAC】重度障害のある人とのコミュニケーションを理論的に考える - コミュニケーションは難しいほど奥深い - ／使用テキスト：コミュニケーションの理屈を考える（８月発売予定） |
|
 |
重い障害のある人や子どもとのコミュニケーションを考える時は、「丁寧さ」と「粘り強さ」が求められます。「今デキル工夫と努力をちゃんとすること」。私たちにできることが小さくて、繊細で、見逃したり、忘れやすかったりすることが多いのも事実です。どんなにささやかでも、確かにある実感の中に喜びがあることを学びました。 |
|
|
| 19日(土) コース7 |
【AAC】福祉施設職員に役立つコミュニケーション - あなたのコミュニケーションを確認してみましょう - ／使用テキスト：AAC入門（発売中） |
|
 |
「コミュニケーションはコミュニケーションする中で上達する。そのため、コミュニケーションできる機会をいかに作り出し、その機会を障害のある人たちにいかに提供していくのか」というテーマは、重要なことです。参加者がいろいろな方法で、コミュニケーションの取り方を試みました。参加者自身の分野をより良くしたいという真剣な思いが、あふれていました。 |
|
|
| ご参加いただきました皆様へ、御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 |
|
|
開催のご報告